次の DEMO をチェックする
ボブ

前下がりボブの似合わせ|丸顔・面長を小顔に見せる方法

井上晃輔

ボブのオーダーは多いです。

その中でも多いのは前下がりボブ。

「ボブにしたいけど、顔が大きく見えそうで不安…」
「丸顔(面長)が強調されたらどうしよう」
そんな風に感じて、カットに踏み出せない方は少なくありません。

実は前下がりボブは、設計次第で最も小顔に見えやすいスタイルのひとつなんです。

前下がりボブで叶える、小顔見せスタイル

今回は

  • なぜ前下がりボブが小顔に見えるのか
  • 丸顔・面長・エラ張りなど輪郭別の似合わせ方
  • 失敗しやすいポイントと回避方法
  • 朝ラクなスタイリング&オーダーの伝え方

などをお伝えしていこうと思います!

結論を先にお伝えすると、小顔見せは「角度×顔まわりの薄さ×毛先の厚み」の3要素で決まります。
あなたの輪郭と髪質に合う設計を、一緒に見つけていきましょう。


Contents
  1. 前下がりボブはなぜ小顔に見える?
  2. 顔型・輪郭悩み別「似合わせ設計」
  3. 失敗しやすい前下がりボブの特徴
  4. 前下がりボブの時短スタイリング
  5. 美容室での伝え方
  6. 髪質・悩み別の追加提案(必要な人だけ)
  7. よくある質問(FAQ)
  8. まとめ
  9. ご予約相談について

前下がりボブはなぜ小顔に見える?

縦ライン・斜めラインで輪郭を締める

前下がりボブは、後ろから前へ斜めに下がるラインが特徴です。
この斜めのラインが”縦の視線誘導”を作るため、顔全体が引き締まって見えます。

前下がり(右)は斜めライン、ワンレン(左)は水平ラインで視線誘導が異なる

平行ラインのワンレングスボブは横に目線が流れやすく、丸顔さんだと横幅が強調されがち。
一方、前下がりは自然と顔の外側へ視線を逃がすので、輪郭がぼやけて見える効果があります。

首元が見えると顔がすっきり見える

前下がりボブは襟足が短く、首の後ろ側がすっきり見えます。

襟足をすっきりさせることで首が長く見え、小顔効果がアップ

首が見える面積が増えると、顔と首の境界線がはっきりして小顔効果がアップします。

逆に、襟足が長すぎたり重すぎると、首が埋もれて顔が大きく見えることも。
襟足の”抜け感”は、実は小顔見せに欠かせない要素です。

顔周りの落ち方で”余白”が変わる

前下がりボブの最大のポイントが顔まわりの毛の厚み・長さ・落ち方です。

顔まわりの厚み違い|左:薄め(透け感)/ 右:厚め(カバー力)

  • 顔まわりが薄い→頬やエラが透けて見える、華奢な印象
  • 顔まわりが厚い→輪郭をカバーしやすいが、やりすぎると重くなる

この”余白のバランス”をどう取るかで、同じ前下がりボブでも全く違う印象になります。


顔型・輪郭悩み別「似合わせ設計」

ここからは、輪郭別に「どの設計が似合いやすいか」を見ていきましょう。


※顔型診断は傾向として参考にしてください。実際の印象は骨格・髪質・首の長さなども関係します。

丸顔 → 横幅を消す角度と顔まわりの薄さ

悩み
横に広く見える、幼く見える、フェイスラインが丸い

丸顔さん向け前下がりボブ|顔まわりを薄くして縦ラインを強調

おすすめの設計

  • 長さ:あご下2〜4cm(あごラインより少し長めが◎)
  • 角度:やや強めの前下がり(斜めラインで縦を強調)
  • 顔まわり:薄めor毛先を細くして、頬を少し透かす
  • 前髪:なし/流し前髪/シースルーで縦ラインを作る

NG例
❌ あごラインぴったりで切ると、横幅が強調される
❌ 顔まわりが厚すぎると、頬が詰まって見える
❌ 毛先が重いと丸みが強調され、顔も丸く見えがち

ポイント
丸顔さんは「縦ラインを意識すること」がカギ。前下がりの角度でしっかり斜めを作り、顔まわりは軽やかに仕上げると小顔見えします。

このように、斜めのラインと顔まわりの軽さで横幅が目立ちにくくなります。


面長 → 縦を詰める”長さ”と前髪/サイドバング

悩み
縦に長く見える、大人っぽく見えすぎる、顔が寂しい印象

面長さん向け前下がりボブ|前髪と丸みで縦の印象を和らげる

おすすめの設計

  • 長さ:あごライン〜あご下1cm(短めで縦を詰める)
  • 角度:緩やかな前下がり(斜めすぎると縦が強調される)
  • 顔まわり:ふんわり丸みをつけて横幅を出す
  • 前髪:あり/流し前髪/サイドバングで額を隠す

NG例
❌ 長すぎると縦ラインが伸びて逆効果
❌ 前髪なし×センター分けは額が強調されて面長が際立つ
❌ 直線的すぎるラインは優しさが出にくい

ポイント
面長さんは「横のボリューム+長さで縦を詰める」が基本。前髪やサイドバングで額や頬の面積をコントロールすると、バランスが整いやすいです。

長さを短めにして、横のボリュームを出すことで縦長感が軽減されます。


エラ張り → 角を隠す”当たる位置”と毛先厚み

悩み
エラが目立つ、顔が四角く見える、キツく見える

エラ張りさん向け前下がりボブ|毛先の厚みでエラを自然にカバー

おすすめの設計

  • 長さ:エラより下(あご下2〜3cm)
  • 角度:やや前下がり
  • 顔まわり:エラの角に”ちょうど当たる厚み”を残す
  • 毛先:内巻きor軽く外ハネでエラをふんわりカバー

NG例
❌ エラのラインぴったりで切ると、逆に強調される
❌ 顔まわりが薄すぎるとエラが透けて見える
❌ 毛先が外ハネしすぎると、角が目立ちやすい

ポイント
エラ張りさんは「毛先の厚み=カバー力」です。エラより少し長めに設定し、内巻きに動かすと自然に輪郭がぼやけます。

エラのラインに毛先が”ちょうど当たる”ように設計することで、角が目立ちにくくなります。


頬骨が気になる → 頬骨の”外側”に落ちる毛の作り方

悩み
頬骨が出て見える、影ができる、顔が立体的すぎる

頬骨カバー前下がりボブ|顔まわりの毛で頬骨の外側を包む

おすすめの設計

  • 長さ:頬骨の下〜あごライン
  • 顔まわり:頬骨の外側に”ふんわり落ちる毛”を作る
  • レイヤー:入れすぎず、毛先に少し厚みを残す
  • 前髪:サイドバング/流し前髪で頬骨カバー

NG例
❌ 顔まわりが薄すぎると、頬骨がくっきり見える
❌ 表面を削りすぎると、ボリュームが頬骨の位置に集中して逆効果
❌ 短すぎると頬骨の位置で跳ねてしまう

ポイント
頬骨さんは「毛先がどこに落ちるか」が重要。頬骨の外側に柔らかく沿うように設計すると、影が和らぎます。

頬骨の位置で跳ねないよう、毛先に厚みを残して柔らかく落とすのがポイントです。


あごラインが気になる → 前下がり角度とあご下の長さ設定

悩み
あごが尖って見える、逆にあごがない、フェイスラインがぼやける

あごラインカバー前下がりボブ|あごより長めで輪郭を包む

おすすめの設計

  • 長さ:あご下2〜4cm(あごの形を隠す)
  • 角度:強めの前下がりで視線をあごから逸らす
  • 顔まわり:やや厚めに残して、あごを包む
  • 毛先:内巻きでフェイスラインを優しくカバー

NG例
❌ あごラインぴったりで切ると、あごの形が強調される
❌ 毛先が外ハネすると、あごが尖って見えやすい
❌ 顔まわりが薄いと、あごのラインが丸見え

ポイント
あごラインが気になる方は、あごより長め+内巻きが鉄板。あごを隠しつつ、首元はすっきり見せるバランスが大切です。

あごのラインぴったりで切ると強調されるため、少し長めに設定して内巻きで包み込みます。


失敗しやすい前下がりボブの特徴

重すぎて”顔が詰まって見える”

顔まわりを厚く残しすぎると、輪郭が埋もれて顔が大きく見えることがあります。

特に毛量が多い方は、顔まわりだけ軽さを出すと抜け感が生まれます。

ただし「軽くして」だけでは伝わりにくいので、「顔まわりの内側だけ薄く」など具体的に伝えましょう。

薄すぎて広がる・パサ見えする

逆に、レイヤーを入れすぎて顔まわりがスカスカになると、広がりやすくなります。
くせ毛・湿気に弱い方は、表面を削りすぎないのがポイント。

毛先に厚みを残すと、まとまりやすくツヤも出やすくなります。

襟足が浮いてシルエットが崩れる(生えグセ/くせ毛)

襟足に生えグセがあると、ボブは浮きやすくなります。
カット時に襟足をやや短め+締めるように切ると、おさまりが良くなります。

襟足のくせが強い場合は、部分的なストレートやアイロンでの仕上げも選択肢に入ります。

前髪・サイドバングが合っていない

前下がりボブは顔まわりが主役なので、前髪の有無・サイドバングの長さで印象が大きく変わります。

  • 丸顔さんが厚めぱっつん前髪→幼く見えやすい
  • 面長さんが前髪なし→縦が強調される
  • エラ張りさんがサイドバングなし→エラが目立つ

輪郭に合わせた前髪設計も、忘れずに相談しましょう。


前下がりボブの時短スタイリング

乾かし方(根元→顔まわり→毛先の順)

乾かす順番|①根元 → ②顔まわり → ③毛先

  1. ざっくり根元を乾かす(根元が湿っていると、後から形が崩れる)
  2. 根本をもちあげながら乾かす(自然な内巻きの土台を作る)
  3. 上から風を当ててあげる(形がキープされやすい)

この順番を守るだけで、スタイリングが格段にラクになります。

内巻き/外ハネを作る最短手順(アイロン/コテは簡潔に)

内巻き派

  • ストレートアイロンで中間〜毛先をワンカール(3秒)
  • または32mmコテで毛先だけ巻く(顔まわり→サイド→後ろの順)

個人的にはストレートアイロンがやりやすくて好き。

外ハネ派

  • 毛先を外向きにアイロンorコテでワンカール
  • 前下がりボブは外ハネでもバランスが取りやすい

どちらも共通
表面は触りすぎないこと。根元がふんわりしていれば、毛先だけで十分です。

バームorオイルの使い分け(量/付ける場所/付け方)

動画で解説してますので、ご覧下さい。

オイル

  • ツヤ・まとまり重視
  • 毛先→中間に、1〜2プッシュ
  • サラッと仕上げたいとき

おすすめオイル→01ゴールデンホホバオイル

バーム

  • ウェット感・束感重視
  • 毛先中心に、米粒1〜2個分
  • 動きを出したいとき

おすすめバーム→Voiバーム

共通NG
❌ 根元につけると、ペタッとして顔が大きく見える。内側はOK
❌ つけすぎると重くなり、小顔効果が半減

手のひら〜指の間まで伸ばしてから、全体になじませましょう。

湿気で崩れる日の対策(コーティング・固定の考え方)

  • オイルを少量つけて、湿気をブロック
  • 仕上げに軽めのスプレーで表面をコーティング
  • 前髪・顔まわりは最後に冷風で冷ますと形が固定されやすい

くせ毛の方は、ホホバオイルとかで保湿してあげるのも効果的◎


美容室での伝え方

必ず伝える3点(輪郭悩み/なりたい印象/朝どれだけ時短したいか)

美容師が一番知りたいのは、次の3つです。

  1. 輪郭の悩み(例:丸顔が気になる/エラを隠したい)
  2. なりたい印象(例:大人っぽく/柔らかく/きちんと感)
  3. 朝のスタイリング時間(例:5分以内/アイロンは使いたくない)

この3つを最初に伝えるだけで、提案の精度が上がります。

写真の見せ方(正面・横・理想の質感)

オーダー時の参考写真例|正面・横・後ろの3方向があるとベスト

写真を見せるときは、正面・横・後ろの3方向があるとベストです。

前の感じや雰囲気だけでも大丈夫ですがあれば◎

  • 「この長さとシルエットが好き」
  • 「この顔まわりの感じが理想」
  • 「この質感は求めていない」

など、具体的に指差しながら話すと、イメージのズレが減りますよ。

NGワード例「軽くして」「おまかせ」だけ など(理由も添える)

避けたいオーダー
❌ 「軽くしてください」だけ → どこをどのくらい気になっているのか不明
❌ 「おまかせで」だけ → 美容師が迷う(好みが分からない)
❌ 「いつもと同じで」 → 担当が変わると伝わらない

改善例
✅ 「顔まわりだけ軽くしたいです。表面は削らないでほしいです」
✅ 「輪郭カバーを優先したいので、厚みは残してください」

理由や希望を添えると、提案の幅が広がります。


髪質・悩み別の追加提案(必要な人だけ)

くせ毛・広がりが強い場合の選択肢

くせ毛の方は、カットだけでおさまることもあれば、ストレートやトリートメントを併用したほうがラクな場合もあります。

カットで対応する場合

  • 毛先に厚みを残して、重みでおさえる
  • レイヤーを入れすぎない

ストレートを部分的にかける場合

  • 表面・顔まわりだけかける
  • 襟足だけかけて、シルエットを整える

どちらが良いかは、くせの強さ・毛量・ライフスタイル次第です。担当美容師さんと相談しながら決めましょう。

白髪が気になる場合の”暗く見せない”考え方(明度設計)

白髪が増えてくると、カラーの明度(明るさ)で印象が変わります。

  • 明るめ(8〜10トーン)→白髪が目立ちにくい、軽やかな印象
  • 暗め(5〜7トーン)→落ち着いた印象だが、白髪が浮きやすい

カラーとカットをセットで相談すると、トータルで小顔見えしやすくなります。

ツヤ不足が気になる場合のケア(熱・摩擦・保湿)

ツヤがないと、どんなに良いカットでも老けて見えがちです。

自宅でできるケア

  • シャンプー後はすぐ乾かす(自然乾燥はNG)
  • アイロンは〜160度、同じ場所に3秒以上当てない
  • 夜は軽くオイルをつけて、摩擦を防ぐ

美容室でできるケア

  • 酸熱トリートメント、髪質改善メニューなど
  • カラーと同時施行で、ダメージを抑える

ツヤがあるだけで、前下がりボブの小顔効果がさらに引き立ちます。


よくある質問(FAQ)

Q1:前下がりボブは丸顔に本当に合う?

A:
はい、合わせやすいです。ただし「長さ・角度・顔まわりの薄さ」で調整が必要です。あごラインぴったりだと横幅が強調されやすいので、あご下2〜4cm+顔まわりを薄めにすると、丸顔さんでも小顔見えしやすくなります。

関連記事:
丸顔さんに似合う髪型|NGスタイルと小顔見せのコツ(内部リンク)


Q2:結べる長さはどのくらい?

A:
あご下3〜4cm以上あれば、ギリギリ結べる方が多いです。ただし前下がりボブは後ろが短いので、後れ毛が出やすくなります。「結ぶことが多い」場合は、少し長めにしておくと安心です。


Q3:くせ毛だと広がって無理?

A:
くせの種類によります。波状のくせなら、カットの厚みで抑えられることも多いです。逆に、チリチリした細かいくせや湿気で爆発するタイプは、部分ストレートや縮毛矯正を併用したほうがラクな場合もあります。カウンセリングでくせの状態を見せて、相談してみてください。


Q4:前髪あり/なし、どっちが小顔?

A:
輪郭によります。

  • 丸顔:前髪なし/流し前髪で縦ラインを作ると◎
  • 面長:前髪あり/サイドバングで額を隠すと◎
  • エラ張り:サイドバングでエラをカバーすると◎

前髪の有無は、顔型とセットで考えるのがおすすめです。


Q5:オイルで重くならない?

A:
つけすぎると重くなります。スタイリング動画も参考にして下さい。

1〜2プッシュを毛先中心につけるだけで十分です。根元や表面につけすぎると、ペタッとして小顔効果が半減するので注意しましょう。


まとめ

今日からできる要点3つ

  1. 小顔見せは「角度×顔まわり×毛先の厚み」で決まる
    同じ前下がりボブでも、設計次第で印象は大きく変わります。
  2. 輪郭の悩みは、オーダーで必ず伝える
    丸顔/面長/エラ張りなど、悩みを具体的に伝えるだけで提案の精度が上がります。
  3. スタイリングは「乾かし方」が8割
    根元→顔まわり→毛先の順で乾かすだけで、朝がグッとラクになります。

ぜひ参考にしてみて下さい。

ご予約相談について

ご予約相談はこちらから(公式LINE@で個人的に相談できます)

縮毛矯正や髪質改善は、専門的な知識と技術を必要とします。僕は、縮毛矯正や髪質改善の専門美容師としてくせ毛やダメージで悩む多くのお客様を担当させて頂いております。

井上晃輔の施術実例一覧(実例や役に立つ知識を発信中)

24時間簡単web予約はこちら

Instagramではお客様の劇的変身Before&Afterも更新していますので、良かったらフォローお願いします!


ABOUT ME
井上 晃輔
井上 晃輔
AFLOAT D'L 表参道の井上晃輔です。 仕事や家事で忙しくても、いつもきれいでいたい大人女性のために、毎朝さっと決まって扱いやすさが続くショート・ボブ・ミディアムレイヤーをご提案しています。クセ・広がり・ボリューム・白髪などのお悩みには、「地毛みたいに自然」と言っていただくことの多い縮毛矯正で、無理なくまとまる髪へ。 カウンセリングでは、普段の生活リズムやスタイリングに使える時間、好きな雰囲気を丁寧にお伺いし、一人ひとりに合ったスタイルとお手入れ方法を一緒に考えます。 「今の髪をどうしたらいいか分からない…」という方も大歓迎です。まずはカウンセリングだけでも、お気軽にご相談ください。
記事URLをコピーしました