こんにちは!表参道で美容師をしています、井上晃輔です。(http://www.threads.net/@kousuke.i_52 )
縮毛矯正やくせ毛でお悩みの方や30〜50代の大人女性のお客様を多く担当しています。
大人っぽいスタイルにしたい方や、髪質にお悩みのある方はお気軽にご相談ください。
梅雨時期になり縮毛矯正をかける方がとても増えてきました。
今日は「ストレートパーマ」について詳しくお話しします。ストレートパーマの基本から、よくある誤解まで、分かりやすく説明しますので、ぜひ最後までご覧くださいね。
ストレートパーマとは?
「ストレートパーマって何?」と聞かれたら、パッと答えられますか?
実は、ストレートパーマはパーマをかけた髪を元の状態に戻すための施術なんです。
要するに、くるくる巻いたパーマヘアの髪をまっすぐに戻すためのもの。
いわゆる「パーマ落とし」ってやつですね。
これは、パーマをかけた髪を元に戻すための施術なので、くせ毛をストレートにする効果はありません。だから、自然なくせ毛をまっすぐにするのには向いていないんです。
ストレートパーマの誤解と真実
ストレートパーマには多くの誤解があります。
例えば、「ストレートパーマは縮毛矯正の一種」とか
「ストレートパーマは髪にダメージを与えない」
「優しい縮毛矯正」といったものです。
これらは全くの誤解。
これらの誤解について、もう少し掘り下げてみましょうか。
ストレートパーマと縮毛矯正の違い
違いを簡潔に答えるなら、熱処理をするかどうかの違いになります。
縮毛矯正は、くせ毛を半永久的にストレートにする施術。
一方、ストレートパーマは人為的にかけたパーマを元の状態に戻すための施術です。
どちらも「髪をストレートにする」という点では共通していますが、その目的と効果は全く異なります。
縮毛矯正は、くせ毛をまっすぐにし、その効果は長期間持続します。
しかし、ストレートパーマはパーマをかけた髪を元に戻すだけなので、くせ毛には効果がありません。だから、くせ毛をストレートにしたいなら、縮毛矯正を選ぶのがベストなんですね。
ストレートパーマのダメージについて
ストレートパーマを受けると髪が傷まないと思っている方も多いかもしれませんが、実際には髪にダメージを与えます。
なぜなら薬剤を使っていますから。
基本的にストレートパーマの薬剤と縮毛矯正の薬剤は同じと考えてOK。
そしてこの薬剤は髪の内部構造を変えるため、「ストレートパーマはダメージが少ない」と思うかもしれませんが、実際には髪に大きなダメージを与えてしまうことがあります。
縮毛矯正は一度の施術で済みますが、ストレートパーマはくせ毛には効かず、薬剤のダメージは受けるので、結果的にダメージが蓄積されることが多いです。
なので、というかくせ毛のストパーはやる意味をあんまり感じないですね。。
美容室での選び方
美容室でストレートパーマを選ぶ際には、施術の詳細を確認することが重要です。
知っているか知らないかはわからないですが、お店のメニューを作る際に決まりってないんですよ。
名前は違うけど中身が一緒ってことはざらにあります。(仕上がりクオリティーの話はまだ別)
縮毛矯正っていうとなんとなく堅苦しくないですか?
だからなんちゃらストレートだったり、ストレートパーマだったり。
ストレートパーマという名の縮毛矯正なのか?
本当にストレートパーマなのか?
一般のお客様はその辺は判断できないかと思うので聞いてもいいかもですね。
なので美容師さんに「パーマ落としのストレートパーマ」ではなく「縮毛矯正」をお願いすることが必要な場合があります。
新しい美容室に行く際には、どのような施術が行われるのかをしっかりと確認しましょう。
まとめ
ストレートパーマについて詳しく解説しました。ストレートパーマはパーマを落とすための施術であり、縮毛矯正とは異なります。
また、髪にダメージを与える可能性があるため、施術を受ける際には慎重に選ぶことが大切です。
みなさんがストレートパーマについて正しい知識を持ち、自分に合った施術を選ぶための参考になれば幸いです!
では、また!